あらすじに惹かれました。

サスペンス大好きだし、そこに愛憎が絡むとなお良し♡でシチュ的に凄く好み。
高校生の男の子。
両親に愛され、父親の仕事相手である男性に憧れを抱きつつ繰り返される穏やかな日常。
その日常がある日一転！
まだ高校生の主人公が両親を殺害される現場を目撃し、そこで憧れていた男性である攻めに…Σ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ・・・酷い・・・

でもでもでもでも

理由あるよね？？？？

BLだし…って希望を持ちながら読み進めました。

受けの気持ちが痛いほどわかる。

攻めも

受けを愛人として囲い、何をしても寡黙に受け入れる。
愛人として囲い、守ろうとしている節もある…。

だから好きなんだよね？愛してるんだよね？？

って思うんだけども

攻めが寡黙過ぎて愛が見えないんだよね～…

確かにすれ違いは醍醐味なんだけど…
真相は言わなくてもいいから　もう少し愛とか執着を見せて欲しい…。

しかも

うそ…！！！
って

もう、受け以上ににショック受けました！

この時点で実はミズミさんの勝ちなんですよ。

読まされました。

ありえねぇ～～～～！！！と思いながら。

そして

BLだし正解なんだと思う。

幸せになって欲しいと思いながら読みましたし、幸せになるにはこれしかないと思うんですが

でもさぁ～…すっきりしないんですよ。

もう少し攻めの執着だとか愛だとか見えたら萌えて仕方なかったと思う。
もっと攻めの声が欲しかった！葛藤が欲しかった！
受けももっと最後葛藤して良かったよね？
だって両親殺されてるんですよ～？？この兄弟に。
あっさり許し過ぎじゃないですか？
攻めが本当の極悪人だったらまだオチ的に良かったのかも。
反省してるんだかなんだか全然わかんないんですよ～…
それと兄が気持ち悪いんだけど、可哀そうなんですよ…(;_;)
攻めが罪悪感を感じるのも分かるし、兄の事も愛してたと思うんですよ。
苦しませたくなかったから…ですよね？？
って最後思うんですが、そこもはっきりしない…。
受けへの愛と兄への愛、両方がっちりねっとり書いて欲しかった。
プロットは凄く良い話なだけにあっさり終わりすぎなんですよ。
あ～…ホント惜しい…と私的には残念感がぬぐえないBL小説でした。

是非是非私のこの残念感を味わって欲しい～ (｡＞0＜｡)
他のかたがどう読むか非常に気になった後引きBL小説でした…。


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