愛の暴君作者:華藤えれな通常価格 : ¥972(税込) ひかりTVブックで電子購入すると 450ポイント返還 |
☆あらすじ☆赤ん坊の頃捨てられたオメガの希来は一人ぼっちの修道院で猛烈な発情期に悶えていた。自慰もできないまま肉体の餓えが最高潮に達した時、目の前に謎めいたアルファのクロードが現れる。助けてと縋りつく希来。初めて知る肉体の悦び。そして恋心。 だが希来のつがいは別の男だと告げられる。彼以外に抱かれるのは嫌だと思う希来だが、莫大な遺産の相続人として、クロードの命を救うためにも、別の男の子を孕むしかなく――。 出生の秘密、運命のつがい──愛と欲望が蜜にまみれるオメガバースラブストーリー! |
オメガバースだけど精神の尊い皇子様でした♡
前のブログでオメガバース苦手ですと書いたのにまたオメガバース読んじゃいましたwだってプレビュー読んだら主人公が酷い目に合わないって書いてあったし
表紙イラストの駒城 ミチヲ様の絵があまりにも美しすぎて♡(萌´д`)モエェ♡
しかし確かに攻めのアルファに出会ってから酷い目には合ってないけども、境遇的には不憫。
しかもやはりこのお話の中でもオメガは悲惨な境遇でした…
僧院にいる神父様達はほとんどアルファの子供を産んだ後にポイ捨てされたオメガのなれの果て。アルファに捨てられたオメガは他の人とつがいにはなれず、娼館へ行くか愛人として暮らすしかなく、年をとったら僧院…って事らしい…酷い…(;_;)
しかし、不憫な境遇でケナゲに頑張る子は好きです♡
なので、面白かったです♡
ホロリと泣けたしw
う~ん…
適度に不憫でBLだから後に幸せになる…っパターンは大好きなので、実は
オメガバースは好みにマッチングしているのかな…とも思いました。
まぁ、このお話が悲惨な境遇はオブラートにくるんでたし、
受けの前向きさも良かったからねw
パラレル的な歴史ファンタジーもの。
帝政ロシア風な帝国、ルーシーに生まれた皇子である希来はオメガだった故に死んだことにされて修道院に預けられ何も知らずに育つ。革命に倒れたルーシーの打ち捨てられた僧院で一人発情に苦しむ希来の前に現れたオメガのクロード。一度も僧院を出たことのない希来を必要だと言い、外へ連れ出すが、彼の目的は帝国の血を受け継ぐ別な男とつがわせるためだった…。
こう書くと酷い攻めだと思うでしょうが…
甘々でしたよ♡(人´ω`*)♡私的にはw
攻めはずーっと 他の男とつがわせる…そう言い続けてるんですが、
清らかで健気で前向きで凛としてる受けにず~~っとメロメロでした(笑)
それに
受けがまた、イイんですよ。
なんつーんですかね…心が皇子様って感じで
イイ子で健気なんですけど、弱さを感じない。
「『かわいそうに』という憐憫の目をむけられても『穢らわしい』と言われても平気です。子作りの道具にされても、セックスの玩具扱いにされても。オメガはそういうものなのだ、それが世間では普通なのだと受けとめています。だからかわいそうでもないし、怒りを感じることもありません。そんなことを口にされても、何の感情も揺さぶられないのです。」
達観してるというか、老成してるというか…
可愛い子の口からこんな言葉が出てくるなんて…
全てを諦めてるかと思うとそうではないんですよね…。
健気で不憫なんだけど、私の大好きな強い受けでした♡
そして、そんな受けにずーっと強い態度で接していながらも、結構メロメロにやられてるらしい攻めのオメガも好み♡
動物的な酷い発情(←これ苦手)や凌辱などは無く、好き合って求めてる感じの終始ラブラブモードだったので心穏やかに楽しめる、そんなオメガバースでしたw
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