03-30
↑これBLCDのジャケットで~す(´艸`*)

青の軌跡シリーズ、3作目、上下巻です。

感想って読んだらすぐに書き留めておくべきですね。
このシリーズ、最新刊までなんども往復しすぎて カイと三四郎の精神状態が何話目がどうだった・・・という境界線がごちゃ混ぜになってきました(*´Д`)

まぁ、青の軌跡の中で どのシリーズも本当の面白いので私の感想など見ずとも、小説を読んでください!と言いたいのですが、やはり全部紹介したいのでこつこつしたためていきます・・・

「クリスタル・クラウン」、どうやら新装版には新たに加えられた短編が載っているらしいのですが、私の入手したのは以前の出版社より出版されたもので、新装版も欲しい・・・ってなことになってます(*´Д`)
まぁ、それくらいはまっちゃった♥訳で、是非是非どなた様もBL小説がお好きな方なら三四郎&カイのカップルに魅力を感じて萌え萌えになって欲しいなぁ~・・・♡って思っております。はい。

☆あらすじ☆

前回の「カタルシス・スペル」にて反乱軍を宇宙船から追い出したため欠員が出た。その欠員補充のために惑星探査船は、多数の科学者を迎え入れることになった。慣れない船内での生活にストレスをためる科学者たちは、いさかいを始める。そんな中、三四郎は何故かカイに触れなくなり、彼から遠ざかろうとしていた。理由がわからず、自分を責め続け思い悩むカイ。すれ違う二人の間に、カイに興味を示す三四郎の双子の弟、近衛凱と三四郎に淡い思慕を寄せる少年、アーイシャが次第に入り込んでくる。さまざまな思いをよそに、船内はさらに険悪なものになり――!?


ということで、あらすじはこんな感じです~。
相変わらず面白いです!

でも やっぱりお話の中心で肝心要なのは三四郎とカイですよね~♡
こいつらの恋の行方・・・・と書きそうになって・・・???違うなぁ~・・・って思いました。
まだ恋とか愛とか全然なってないんですよ・・・・う~ん・・・なんなんだろう・・・

カイと三四郎の恋愛的じゃない関係が良いんです。

冒頭から 三四郎とカイの肌色シーンで始まります。
青の軌跡って 主人公はカイなのかなぁ・・・って思いますよね。
カイと三四郎なんだけど、視点がカイの思考を追いかける形になってます。

カイはルナンで、ルナンは快楽に貪欲で性に奔放。そんなルナンである自分を憎んでいるカイ。

自分を追い詰め、ルナンであるが故に禁欲的に生きようとするカイですが、やはりルナンである本質からは逃れられず、三四郎とは肌を重ねます。三四郎だから許すのです。
だからと言って三四郎を愛してるのかというとそうでななく、三四郎のカイを見る目が他の人間のようにカイをルナンという特異な目で見ることのない 健康で強靭な精神を持っているからのようです。

カイが三四郎と肌を重ねるとき、普段の抑制が外れ、負の方向(死とか)へ走り出そうとする自分を引き留めるよすがとして自分で自分を傷つける傾向にあるようです。
それが三四郎にはわかっているけれど、三四郎も自分自身がカイの負の感情に巻き込まれるのが嫌なので見て見ぬふりを決め込んでいるのです。
いろいろ察しが良くて、そこまでカイの事が分かっていながら、カイに手を差し伸べるということはしない。冷たいようですが、それが傭兵である三四郎の人との付き合い方なんです。


この二人の基本的な心情や考え方が青の軌跡シリーズ、全編を通して流れていきます。

しかし基本、人ってそうはやすやすと変わりません
二人の関係が徐々に本当に少しづつ変化していくのがこのシリーズの素敵な処だと思います。

前回の
「カタルシス・スペル」で
お前になら何をされてもいい・・・なんて言っちゃったカイですから、もう、エロいんです。
でもエロエロの後に必ず激しい自己嫌悪がやってくるみたいで、読んでいてホント可愛そうになります。
それでもカイにとってのSEXはルナンあるが故に大切なことでもあり、それを赦している三四郎はカイにとっては愛でないにしても特別な存在なんです。
なのに三四郎の態度!
双子の弟、凱とよろしくやってくれ・・・・なんて・・・
三四郎は全シリーズ通して無神経で 殺し文句を言う割にはその気がないんです・・・(;_;)
酷い男だぜ・・・"(-""-)"

恋ではない愛ではないと思いながらグルグルしちゃう、健気なカイが好きです。

三四郎はカイと肌を重ねてる最中、カイの負の感情に引きずられてカイを引き裂いてしまいたいという欲望に駆られてしまい、それ以来、カイを避けるようになってしまいます。
カイは何故三四郎が自分を避けるようになったのかが分からず、悩み苦しみます。

これはたぶん、嫉妬というより絶望に近い。
そんなことをぼんやりと考えながら、三四郎と触れ合った指先から体の中心に向かって、ゆっくりと冷えてゆくのを意識しながら三四郎の軽口を聞いている。(本文抜粋)


カイはもうこのあたりから三四郎を好きなんじゃないかと思います。
恋ではない愛ではないと言いながら、禁欲的な生活を自分に課しながらも三四郎と関係を持ったとき、既に三四郎は特別だったと思う。
でも、カイのプライドの高さがほんの少しでも素直になる事を赦さない。

多分、カイはルナンで超美人で誰の事も意のままに好きにさせる事ができて、はじめて!思い通りに出来なかったオトコが三四郎なんです。(義理パパを除く)
カイを気遣う優しい言葉をかけながら、カイを切り捨てる三四郎・・・ホントに酷い男なんだよ~~(; ・`д・´)
しかも!自覚がないから始末ワルイわぁ~"(-""-)"

イケメンでワイルドでカッコいい三四郎、大好きなんですが憎たらしいです!
人好きのする冷たい男なんです。

このシリーズでは三四郎の弟である凱と 植物学者の少年、アーイシャが話に絡んできます。
凱はカイ気に留めるようになり、アーイシャは三四郎に恋します。

そんなカイの心情を見抜いた凱は、三四郎にカイを愛する気がないのなら自分にしてはどうか・・・とカイに言うのですが、カイはけんもほろろです。たとえ同じ顔や姿であっても、三四郎と凱は違うんです。三四郎でないとダメなんです。
( ;∀;)カイ・・・ホロリとしちゃう。おばちゃん萌え♥
また、アーイシャも三四郎に告白し、抱いて欲しいと言いますが、三四郎もあっさり振ってました。
良かった♥

まぁ、悶々としてグルグルして終わりだったら なんじゃこりゃー!!(ノ`Д´)ノ.:・┻┻
ってなりますけど、この後事件が起きて、ひとまず三四郎とカイはもとさやに・・・
何があったか気になる方は小説を読んで下さいね~。

(・・・って書いたのに、次のバロック・パールで詳しく書いちゃいました・・)

もう、最後 いつもの事ですが、(*♥д♥*)キュン♥です。

三四郎~~~・・・あんたって奴は男前だ~~・・・・!!
だから憎めないんだよね~~~;つД`)


こうやって一つ一つ乗り越えて徐々にお互いを知って近づいて????(ここ疑問あるけど)いくんです。
もう、もう、めっちゃカップル萌えになりますから~♡

タイトルのクリスタル・・・・カイの脆く美しいガラスのような心を表してると思う。
カイは本当に守ってあげたくなるくらい綺麗で可愛い。
私、たいてい攻め好きで、もちろん三四郎好きですが、こんなに受けを愛おしいと思ったのってあまりないです。
あなたもカイが好きになりますように。

現在、7巻まで刊行され、シリーズ終了しています。最後まで素晴らしい大満足の終わりでしたよ。是非 興味のある方は読んで欲しいと思います)

☆青の軌跡シリーズ一覧・順番

  1. 『青の軌跡』上巻 
  2. 『青の軌跡』下巻 
  3. 『カタルシス・スペル』
  4. 『クリスタル・クラウン』上巻 
  5. 『クリスタル・クラウン』下巻 
  6. 『バロック・パール』 
  7. 『ペルソナ ノングラータ』 
  8. 『ファントム ペイン』 
  9. 『タイトロープダンサー』STAGE.1 
  10. 『タイトロープダンサー』STAGE.2
  11. 『タイトロープダンサー』STAGE.3 
  12. 『タイトロープダンサー』STAGE.4 
  13. 『タイトロープダンサー』STAGE.5 
  14. 『カデンツァ』1-7巻
現在は番外編としてカデンツァ7巻まで出版され、完結しました♥



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